中古住宅の選び方

日当たりや騒音も実際に現地で

日当たりのいい部屋

中古住宅は新築物件と違ってパンフレットなどの詳しい資料がありませんので、実際に建物を見て選ぶことになります。 その住宅の周りに空き地があった場合、後々大きなマンションが建って日照や眺望に影響が出るかもしれませんし、隣が公園だと空き巣の被害に遭う可能性があります。 立地条件は駅などの交通に便利な地域を選ぶことが重要なことですが、幹線道路や高速道路のそばですと排気ガスや騒音が気になります。 住んでみると思ったよりもうるさいとか、空気が汚く窓も開けれないなどと後悔することにならないようにチェックしましょう。
部屋の間取り、部屋の向きも変えることが出来ないため、こだわる必要があります。 一般的には南向きや東南向きが良いとされています。 また中古住宅には違法建築の住宅(既存不適格)もあります。 これは新築された当時には合法だったのですが、建て増しなどを行っているために建ぺい率や容積率の問題がある住居です。 そのような建物は住宅ローンが組めない場合もあるので避けたほうがよいでしょう。 中古住宅の購入後はリフォームが必要になることもありますので、そこにも注意することが必要です。
予算の全てを購入に充ててしまうと、その後にリフォームしたい箇所や修理しなければならないところが見つかったら予定外の出費となってしまいます。 中古住宅においてこれらの費用は、購入の予算の中で考えておきましょう。